SDGsの目標2について②
皆さんこんにちは。
最近、コロナの影響でますます生活が大変になったという方
いらっしゃいますよね。
そんな中、食べ物を食べられず苦しんでいる方がいます。
今回は飢餓についてお伝えしていこうと思います。
「飢餓」とは、長い期間にわたり満足な食事が取れず栄養が足りなくなり、生きることや社会的な生活が難しくなっている状態。
2018年の時点で、世界で約8.2億人が飢餓に苦しんでいます。
これは、世界の人口の9人に1人にあたります。
飢餓には“飢饉(ききん)”と“慢性的飢餓”があります。
飢饉は、自然災害や紛争などによって一時的に食料が不足することです。
この場合は、緊急の食料支援などをする必要があります。
一方、慢性的飢餓は、食料を手に入れられない状態が長く続き、
慢性的な栄養不足になってしまうことです。
その原因は、作物が育ちにくい土地に住んでいることや、
紛争が続いていること、農業の技術が低いことなどさまざまです。
こちらは、一時的な食料支援だけではどうにもならず、
根本的な解決が求められます。 十分な食事が取れないと、
病気になっても抵抗力がないので命を落としやすくなります。
また、飢餓状態の妊婦から産まれた赤ちゃんは栄養不足となり、
生涯にわたって身体に影響が残ることもあるのです。
餓死は栄養不足で命を落とすことという意味です。
ゴールは「飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を
達成する」こと。次の世代の健康を守るためにも、飢餓の連鎖を
止めなければなりません。そのためには、持続可能な農業の開発が
必要になります。その土地に根付き、将来にわたって安定的に食料を
供給できるシステムをつくることが重要です。
飢餓の主な原因は近年急激に増加している極端な気象現象ですが
原因はそれだけではありません。
本当に食べ物は足りないのでしょうか?
飢餓の裏でありあまっている食料があります。
世界中の人たちが暮らすのに必要な穀物の約2倍も
穀物が生産されています。
何かおかしくないでしょうか?
これ以外にも食料は世界で生産されています。
本来ならば食料は余っていて、飢餓になる人なんていないはずです。
では、これほど有り余る量の穀物が生産されているのに、
なぜ飢餓に苦しむ人がいるのでしょうか?
もう1つの原因は食品ロスです。
私たち自身が原因ということは、私たち自身に解決できるということ。
家庭でできる工夫を私たち一人一人がすることで、
この問題は大きく解決できるはずです。
有り余る食品が本当に困っている人に行き届かない仕組みや、
経済発展を優先した過剰な供給と消費の仕方を改善することが
「食品ロス」を無くすために必要とされています。
①途上国への給食支援プロジェクト
ある途上国では、現在も人口の35%が栄養不足になっています。
中には学校での給食が一日で唯一の食事という子どもも。
そのような地域の学校に対して、給食支援をしている民間の企業が
あります。特定の商品を買うと、その売り上げの一部が
給食費にあてられます。栄養価の高い給食があれば、
子どもたちの健康状態が良くなるだけでなく、
親が子どもを毎日学校に通わせるきっかけにもなります。
②持続可能な農業への取り組み
農業の技術が上がれば、食料の供給も安定します。
ただし、先進国で使っている機械などをそのまま渡せばいいというわけ
ではありません。その土地の人たちが扱える道具やシステムでなければ、
将来にわたって持続可能な農業とはいえません。
そのため、企業では途上国の生産者に対して、
生産性をアップさせるための技術・ノウハウの共有をはじめ、
高品質の種子や肥料の提供、収益化するためのシステムをつくるサポート
など、さまざまな支援をしています。
③オーガニック食材を選ぶ
オーガニック食材は、地域の気候や風土にあわせ、環境に負荷をかけずに
生産される食材です。野菜であれば農薬や化学肥料を使わず、
畜産物であればなるべく自然に近い環境で育てます。
こうした生産方法は、食べる人にとって安全な食材を生み出すだけでは
なく、その土地の生態系や自然環境を守ることにつながります。
オーガニック食材を選ぶことで、持続可能な農業に取り組む生産者を
応援することができます。
④栄養バランスを考えた食事をする
日本にいると、栄養不足の問題は他人ごとのように思われがちです。
しかし、先進国では食料が豊富で選択肢が多いために、
かえって偏った食事をしてしまい、必要な栄養素を取れていない人も
少なくありません。また、日本以外の先進国の子どもの5人に1人が
過体重とするデータもあります。肥満は病気の元になります。
栄養バランスを考えた食事によって、健康な身体を保ちましょう。
すべての人が栄養のある十分な食料を得ることが大切。
世界には今日明日の食べ物がなく、
飢えに苦しんでいる人がたくさんいます。
食事は生きていくために欠かせないもの。
すべての人が十分に栄養を取ることができる世界を目指して、
まずは毎日の食事を見直してみましょう。