ファイナンシャル・リテラシー(金融リテラシー)とは?
皆さんこんにちは
ファイナンシャル・リテラシーって
意味が解らないもんちゃんです。
ファイナンシャル・リテラシー
(金融リテラシー)とは、
金融や経済に関する知識や判断力のことです。
「日本人のファイナンシャル・リテラシーは低い」
と言われていますが、
実際のところはどうなのでしょうか?
今回はその辺を皆さんに
アップデートしていきたいと思います。
金融広報中央委員会は18~79歳を調査対象として、
個人のお金や金融に関する知識や行動の特色を把握するために
「ファイナンシャル・リテラシー調査」
をおこなっています。
最新の調査結果を米国と比較したものが下記の表となります。
正誤問題6問の正答率
※「金融知識・判断力」 に関する正誤問題の正答率を米国調査と比較したもの
※(著者注)海外との比較に当たっては、
教育制度、金融商品や金融サービス、
税制など制度的枠組みに違いがあるため、幅を持ってみる必要がある
共通の正誤問題の正答率は
日本47%に対して米国53%と日本のほうが低いという結果でした。
さらに、「金融知識に自信がある人」
(「とても高い」と「どちらかとかいえば高い」との合計)の割合です。
米国の76%に対して日本は12%と大きく下回っています。
実際に多くの人がお金に対して
苦手意識を持っていると感じています。
では、なぜ
「ファイナンシャル・リテラシー」
は大切なのでしょうか。
私たちは、生活をしていく上で
「金融」と関わりを持つことは
避けられません。
貯蓄・投資・保険・ローンなど
さまざまな金融商品を自分の生活に合わせて
利用していくことが求められるからです。
特に昨今は、
多種多様なサービス形態で
金融商品が提供されているので、
それぞれの商品を正確に理解して、
適切に活用することが一段と難しくなってきています。
リテラシーが高い場合には、
このような環境下でも適切な情報を入手して理解し、
自分に合った有利な制度を活用することで、
着実に資産形成を行える可能性があります。
リテラシー不足は不利益につながる可能性も
一方、リテラシーが乏しい場合には、
自分でも理解できない金融商品を
利用してしまって損をしたり、
生活に合っていない金融商品や
過剰な保険にお金を支払って
生活を圧迫してしまうこともあります。
最悪のケースでは詐欺などの金融犯罪に
遭ってしまうなど、お金に関する「知識」
(ファイナンシャル・リテラシー)
が乏しいために正しい判断ができず、
不利益を被る可能性があるのです。
このようにファイナンシャル・リテラシーの有無は
家計や人生に大きな影響を及ぼします。
金融や経済の知識をしっかりと持ち、
自らの生活や価値観に合わせて
「判断」をする力がより求められるように
なってきているといえるのです。
では、ファイナンシャル・リテラシーを
身につけるためには何をすればよいのでしょうか。
知識を身につける まずは、
土台となる基本知識を身につけましょう。
大切なのはこの「基本」を
おろそかにしないということです。
基本を学ばずにインターネットや
SNSなどに溢れる一部の情報だけで
さまざまな判断をしているケースが
多々あります。
貯蓄や資産運用、税金、社会保障制度などの
お金の基本知識を理解していない状態で
金融商品に関する情報を集めると、
商品ありきの偏った判断をしがちです。
土台となる基本知識があるからこそ、
多くの情報の中から自分にとって
必要な知識や情報を選択することが
できるのです。
・お金に関する本を読む
スキマ時間などを活用しながら、
手軽に知識を得ることができる点がメリットです。
お金の情報は鮮度が重要なため
出版時期に注意をしましょう。
・金融関連のセミナーに参加する
最新の情報を専門家から
直接得ることができる点がメリットです。
参加する際は、主催者を確認しましょう。
無料セミナー等も多数開催されていますが、
安心して学習できる環境や
中立的な情報を得るためには
有料セミナーや相談も検討しましょう。
いかがでしたでしょうか?
みなさんもファイナンシャル・リテラシーを
捉えてみてはいかがでしょうか?
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